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不動の首位、トヨタ自動車の“強さ”“良さ”の経営

宿命のライバル――、常にトヨタ自動車が一位、日産自動車が二位ではあったが、昭和五〇年代初期まで、そう呼ばれるのにふさわしく、両雄はシェア(市場占有率)三〇%台で競い合ってきた。だが、一九七七年以降、日産はジリジリとシェアを下げ続けた。いまではトヨタが四四・九%(一九九三年五月)であるのに対し、日産は二一・四%(同)と低迷している。業績を比べると、それがよりはっきりする。トヨタは売上高九兆円程度(九三年六月期見込み)、経常利益三千億円程度(同)であるが、日産は売上高三兆八九六八億円(九三年三月期)、経常ベースでは株式上場以来初めて、二六二億円の経常赤字を計上している。これらの数字を見ても明らかなように、もはや日産にはトヨタの宿命のライバルと呼ばれた面影すら残っていない。

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