S子さんはこれまでネットオークションで「買い」を楽しんできた経験を生かし、どうすれば自分の出品する釣り竿が売れるのかを考えはじめた。友人達からもネットオークションは「買うより売るほうが難しい」と聞いていたし、自分の経験からもそれはわかっていた。売るためにはわかりやすい写真や商品説明文もいる。準備することはたくさんあるが、それらをそつなくやったとしても、売れないときにはまったく売れないのだ。「いい品物なのになぜ誰も買わないのか」と思う品物がたくさんあった。そのなかには明らかに出品するカテゴリーを間違えているものもあった。これは最悪のケースだ。欲しい人の目に触れなければ入札されるわけがない。S子さんは「売れない」原因をまとめてみた。第一に考えられるのは、その品物の値段が高いか、その品物自体に人気がないことだった。品物はいいが値段が高すぎるものは敬遠され、逆に安くても品物の状態が悪いものや、「今時こんなもの誰も買わないだろう」と思う品物にはやはり入札がなかった。なかには品物の値段よりも送料のほうが高いモノもあった。それもやっぱり入札者がいなかった。誰だって送料のほうが高い品物なんてバカバカしく感じ、オークションで買う気にならないはずだ。S子さんが導き出した、売れるための主なポイントは次のようなものだった。これはここの項目の重要部分となる。