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「デザートは入るところが別」はズレ第一歩

ご馳走をたくさん食べて、ほんとうにお腹がいっぱい。それなのに、「ま、これは、入るところが別だから」といって、はちきれそうなお腹をさすりながらもデザートのケーキをペロリとたいらげてしまう。あなたにも経験があるでしょう。このタイプにあてはまった人で、この項目に○をつけた人は多いはず。「お腹がいっぱいでも、好きなものなら入る。」と答えた人は、ヤセ過ぎの人でも半数近く、太っている人では8割に達します。こういう行動は、そう珍しいものではありません。しかし、注意したいのは、「お腹いっぱいになってもまだ食べる」という行動の原因が、その人の食欲のズレ(異常)にあるのではないかということです。お腹いっぱいでもまだ食べる、食べ過ぎで気持ちが悪いのに止まらない、人が食べていると満腹でもつられて食べるなどというのは、食欲にズレが生じているのです。過食症という病気があり、これはまさに食欲の異常が原因で起こる病気です。一度に異常なほどの量の食べものをむさぼり食い、ときには一晩で5?もの食料をたいらげてしまうなどということもあります。こうなってしまえばほんとうの病気ですが、そこまでいかなくとも、太った人のなかには、食べものに執着しているわけではないのについ食べてしまう、自分の食欲をコントロールできなくなってしまった人たちがいます。そうなると、つねに何か食べ続けているような状態になり、ほんとうの空腹感や満腹感を感じなくなってしまっているはずです。とりあえず、食事のとき、どこまで食べたらいっぱいかというのがわからなくなっていたら、通常の一人前の分量で調理された食事だけをとり、デザートやほかのものを食べずに終わるようにしてみましょう。今までお腹がいっぱいになるまで食べていた人にとってはつらいことかもしれませんが、「腹八分目」というものがどんなものかを体で知ることが大切なのです。「お腹いっぱいでもケーキ」という行動自体は、特に異常なものではありませんが、食欲のズレの第一歩である可能性はあります。自分の食欲をよく観察してみてください。